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​たくさんの愛に包まれ  
   豊かで優しいこころが育まれるように

はじめまして。
幼い子ども達って本当にかわいいですね。
「えんちょーせんせーおはよー」っという声に、毎日「愛」と元気をもらいながら、私自身が園生活を楽しんでいます。    
ふと振り返ると、初めて子ども達の前に立った三十年前、緊張と不安だらけの私を子ども達が優しい瞳で受け入れてくれたことを思い出します。一瞬で子ども達が大好きになりました。園を巣立った子ども達が、小学校に入学すれば何か困っていないか心配になり、社会人になれば大人になった姿を頼もしく感じ、結婚して親になったと聞けば、まるで孫が出来たような何だかジワーッと熱い気持ちになります。
 
子どもは一人ひとり、小さな小さな手にたくさんの「愛」を握りしめてこの世に誕生したのだと思います。私達大人は愛でいっぱいのかわいい笑顔に何度心を暖かくしたことでしょう。私は「愛すること・愛されること」こそ教育の原点であるように感じます。
 
幼い頃、優しい笑顔の中で育てば表情も心も豊かになります。人を愛することを覚えれば、思いやりの心が芽生えます。心から愛される体験をした子は、自分に自信を持って何事にも挑戦しようとする強さを身につけます。

あふれんばかりの「愛」に包まれて育つことによって、子どもは自分の居場所を見つけ、自分を見失うことなく、安心して成長していくのです。

 

現在、幼児教育は多様化が進み、子ども達を取り巻く環境は急速に変化しています。

どんなに時代が流れそのあり方が変わったとしても、とみの幼稚園は子ども達が日々『愛されている』ことを実感し、『こころの土台』となる幼稚園であり続けたいと思います。

園長 矢野 広美

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